今日は、最近ハマっている「漫画」という切り口から投稿します。
面白いことに、最近は色んなことに興味を持ち始めました。 食、運動、歴史… 今迄も他の人と比べると多趣味な方でしたが、決して興味のないことに手を出すことはありませんでした。
そんな私が、最近「漫画」にハマっています。実は人生を振り返っても、漫画を読んだ記憶は殆どありません。
読んだことのある作品といえば、「ワンピース」ぐらいです。それでも途中で読むのを辞めてしまいました。
今まで漫画を読まなかった理由は…
漫画を「ただの漫画」としか捉えておらず、「架空の物語」など、どうでも良いと冷めていたからです。所謂 「感情移入」が、中々できない自分がいました。
本当に「現実主義」な寂しい人間だと思います。。。
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そんな私が何故、今「漫画」にハマったのか?
それは…
「日常 全てを 情報として捉え、仕事に置き換えることは出来ないのか?」という視点を持つようになったからです。
そこで、今迄 ほとんど触れてこなかった「漫画」を、読んでみようと思ったのが"きっかけ"です。
それも敢えて 昔 流行った漫画を読んでみようと思い、偶々 読んでみたのが、恐らく40~50代の人たちは、殆どの人が知っているであろう漫画「サンクチュアリ」(聖域)です。
内容を軽く説明すると…
「戦乱のカンボジア貧民窟で暮らしていた2人の日本人少年『北条 彰』と『浅見 千秋』が、日本に戻り『政治(表社会)』と『ヤクザ(裏社会)』という2つの世界から、日本を変える」という物語です。
ーーー 読み終わった時、主人公の2人が、かっこよすぎて感動しました! そして 漫画は、こんなにも学べるのかと新しい発見をした気分になりました。 主人公の「先を読む力」、「根回し力」、そして「生き抜く力」など参考になることだらけでした。何より漫画という「架空の世界」だからこそ、普段の生活では、中々 考えないテーマに対して、考える"きっかけ"を与えてくれるのだと思います。 勿論 架空の世界なので、直接的に仕事に活かせることはありませんが、 抽象化して「仕事に置き換えること」は幾らでもできます。
漫画に限らず「日常の些細なこと」を「仕事に置き換える力」がある人が、世の中でも生き残るのだと感じました。
ーーー ◎と言うことで… まさか私が「漫画」についての記事を書くとは思ってもいませんでしたが。 最近つくづく感じることは… 「ヒト」や「モノ」そして「コト」など、触れるもの全てが自分にとっての"財産"になるということです。 それは つまり、常に感度を高めておくことだと思います。
その為に、先ず やるべきことは「固定概念」に捉われないことです。 固定概念とは… 「心の中に こり固まっていて、他人の意見や周りの状況によって変化せず、行動を規定するような観念」です。 この問題点は、「行動」を勝手に規定してしまうことです。 逆に言うと… 固定概念を取り除くだけで、自由な発想・考え方をでき、日常の些細な出来事から学ぶ場面も増えるのだと思います。 今回であれば「漫画=娯楽」という固定概念を取り除いたからこそ、違った感情を得られたはずです。
そして…
最も大事なことは、学んだことを「知識」だけに留めず、深掘りし「知恵」に換えることだと思います。
ーーー ◎最後に、「知識」と「知恵」の違いを定義して終わります。 先ず ◆「知識」とは… 辞書的な意味では「知ること。認識・理解すること。またある事柄を知っている内容」のことです。 *分かり易く言うと… 人の頭に入っている記憶みたないのもので、一言でいえば「データ」のことです。
そして、 ◆「知恵」とは… 「物事の道理を判断し処理していく心の働き。 物事の筋道を立て、 計画し、 正しく処理していく能力」のことです。 *分かり易く言うと… 物事の筋道を立てて、正しく処理していく能力のことで、一言でいえば「考える力」のことです。
したがって… ●いくら「知識」が多くあったとしても、「知恵」を使わなければ「物事」に対処することは、出来ません。 何故なら、「知識」はあくまでデータであり、単なる情報の蓄積でしかないからです。 一方では… いくら「知恵」を働かそうと思っても、「知識」というデータがなければ発想が乏しくなるということです。 結局 両方の「量=キャパ」を広げながら、バランスよく使いこなす事が必要だということです。
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